2011/05/28 土曜日
計算してみた2
原発事故で野菜や牛乳から放射性物質が出てしまい、 シーベルトとは別の単位ベクレルというのが出てきた。 シーベルトで身体への影響をわかってきた時期にベクレル。
ようわからんと思っていたら、 ベクレル、シーベルト計算・換算 という便利なWebページを発見。 何ベクレルが何シーベルトになるのか。 んで、どのぐらいの数値までなら大丈夫なのかな? という自己判断基準を決めてみた。 かなり適当な素人計算なので、ふーんと見て下さい。
まず日本人が1日にどのくらいの食品を取るかの統計。 国民栄養の現状 の2002年の20-29歳のデータを元に適当計算してみた。
お米は昨年度産であること、小麦は外国産が主なので今回省き、 今問題になっている野菜、果物、きのこ、魚介類、肉、乳、鶏卵で計算。
- 野菜約500g
- 果物約80g
- きのこ約14g、
- 魚介類(海草込)約90g
- 肉108g
- 卵40g
- 乳124g
- 水1500g(データにはないけど仮として)
野菜とかたくさん食べているんだ〜とちょっと驚き。
今現在の暫定基準値は
- 水、乳 ヨウ素131 300Bq/l セシウム 200Bq/l
- 野菜 ヨウ素 2000Bq/kg セシウム500Bq/kg
- 肉卵魚など セシウム 500Bq/kg
野菜は根菜は入らないらしいけど、ここは全て込にした。 面倒だったのもあるけど、根菜に放射性物質がはいらない保証はないので。
仮に、全て基準値いっぱいまで汚染されたものを1年食べたとしたら、 どのくらいになるのか計算。セシウムが合算なので セシウム137として。 Bq、Sv 計算換算より(これも適当計算なのでよろしく〜)
- 野菜、果物、きのこ合算 ヨウ素 9.54mSv、セシウム1.4mSv 合計約 10.94mSv
- 魚介肉など合算 セシウム 0.56mSv
- 水 ヨウ素 3.61mSv、セシウム 1.42mSV 合計 約 5.03mSv
- 乳 ヨウ素 0.3mSv、セシウム 0.12mSv 合計約 0.42mSv
なんと17mSvぐらいになった! 人工放射線の被曝限度は1年で1mSvまでって言われているけど、 とんでもない数値やね。なにこの暫定基準値! まぁ最初の1ヶ月に比べたらかなり数値も落ち着いているし、 全て基準値ぎりぎりのものを食べた前提の数値なので、 こんな被曝は今の段階ではありえないけどね…。 でも、茶葉から沢山のセシウムが今頃出ているし、 今後農作物の数値が下がって行くという保証もないわけで、 この暫定基準値に疑問はかなり残りますわな。
じゃあどのぐらいだったら安心か? 今後セシウムとストロンチウムが問題になってくるだろうから、 ちと考えて計算してみようかと。 あと調理方法によってけっこう放射性物質も流れるみたいだし、 どーしようかな。