2011/05/26 木曜日

計算してみた

私はわりと緑茶を飲みます。 普段は静岡茶を飲んでいるので、今回の原発事故で色々と考えさせられます。 問題になっているのは半減期が長いセシウム。

実際どのくらいのセシウムが飲用茶として出ているか気になって計算してみました。 といっても全然正確なものではないのでふーんという感じで見てもらえればと思うんですけどね。

検索でみつかった 茨城県 茶の放射性物質検査の結果について を参考にしてみたいと思います。

5月14日採取した大子町の生茶葉には570Bq/kg のセシウムが検出され、 参考としてそれを抽出されたものが 30Bq/kg と出ています。

どうも生茶葉を乾燥させると放射性物質が5倍ほどに濃縮されるらしいです。 ということで、乾燥茶葉は 570*5=2850Bq/kg と仮定して計算します。 抽出方法は 加工した茶葉10グラムを430ミリリットルのお湯で90度、60秒と書かれています。

1000g 2850Bg のお茶を 10g 使うとしたら、 28.5Bq のセシウムが含まれる加工茶葉を使うことになります。 計算が面倒なので 飲用茶1kg=1リットルと計算とすると、 430ミリリットルで抽出されるとしたら 1リットルで使う茶葉は約23g。 10g あたり 28.5Bq ということは、23gの茶葉には約 66Bqのセシウムが含まれる。

それを抽出したら 30Bq だったということは、 なんと、半分ぐらいのセシウムが茶葉からでちゃうということだ! 長いこと茶葉を入れっぱなしだとさらにながれ出てくる可能性もある。

まぁ仮に30Bq/kgのお茶を飲んだとしても、1リットルも私は飲まないし、 そもそも500Bq/kg出た生茶は出荷しないようなので、 そんなに神経質になる必要はないような気もするけどどうなんでしょうね? もちろんできるだけ内部被曝は避けたいので、 お茶を飲むか飲まないかはお茶の栄養のメリットと天秤にかけて判断することにしようかな。

セシウムはカリウムと似ていて、水溶性とは聞いていたけど、本当なんだねえ…。 ということは、セシウムがついた野菜を軽く似て煮汁を捨てることによりかなり軽減されるということなんだと勝手に納得することにする。

素人の適当計算なので大目に見てやって下さい。