2009/10/27 火曜日

奥山貴宏 ガン漂流

とりあえず31歳、32歳、33歳と3冊ぱぱーっと読みました。 日記やブログで大方読んでいたから、 ほとんどナナメ読みだったんですが、 やっぱり本になると読みやすいです。

淡々とした文章と闘病とは関係ない話題も多く、 それが逆に死へのカウントダウンがリアルに感じられて、 ミステリー読むよりなんだか怖かったです。

上手く表現できないんですけど、 思い描いていた未来が10年後、20年後ではなく、 1年、半年、1日となっていく臨場感がひしひしと伝わってきたといいますか。

亡くなる3日前に出版されたという小説 「ヴァニシングポイント」 も読んでみたいです。